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書店の息子の賢明な判断

桃色書店へようこそ  フィニッシュ僕の昔の友達に、地方で結構な書店チェーンを構えるお店の息子がいて。本社ビルの中に住んでいて、子供の頃はよく遊びに行っていた。しかしオトナになった時、彼は家業は継がずに教員の途へと。親としては別に変わりの職業が堅実だから文句はいわなかっただろうが、その頃からこういう事になることは予測していたのだろうか。


今、ここ数年でチェーン店は整理してほぼ無くなり、本社ビルは郵便ポストと表札だけがあるシャッタービルになっている。小規模チェーンは早かれ遅かれどこでもそうだと思うが。そのとき書店としての知識が豊富で、いつも行くたびにいろいろ話していた店員さんのほうが、もう当時でも40代くらいか、いい年だろうにその後どうやって新しい所でやっていくのかが気になった。まあ、閉店だけで多分に法人組織は解散してないんだろうから、もしやめてるなら退職金くらいは出たんだろうけど。


でも、もっとショックだったのは地域で産廃とともに一番儲かっているビジネスと10年前には言われていたブック○○○○○(中古販売店大手の1角)が撤退していたこと。他の新刊書店でも、かろうじてエロに力を入れていた半郊外型の個人店は残っているけど設備投資などはされていないのでみすぼらしい。ツタヤも既に業態を変更していた。


もう少しするとスーパーor大手ショッピングセンター併設の店舗しか残らない時代になりそうだ。

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