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CDつき絵本「ボイジャーくん」

ボイジャーくん

ボイジャーくん

ボイジャーくん
エンケンの貴重な音源だがこれが絵本になって白泉社からしかも今年に出るというのがスゴイ。
作:遠藤賢司  絵:荒井良二 *1
 CDの音は1993年の未発表音源。 「オムライス」の頃の時代か? いや、「夢よ叫べ」より前みたいだから、もう普通にロックか。
エンケンはフォーク>テクノ>ロックという変遷を辿った人で、ギター1つでものすごいパワフルなパフォーマンスをする人。数々のCDの他、映画「不滅の男 〜エンケンVS日本武道館」がある。ボイジャーくんの曲は知らないのだが、普通に子供に買い与えたりしたら、音圧でびっくりしないかが心配だ。
不滅の男 エンケン 対 日本武道館 子々孫々家宝版 [DVD]
しかし、どういう縁で白泉社になったのだろうか。白泉社はマンガの大手の下くらいのラインの出版社で、一ツ橋グループ集英社小学館が他にある)の異端児みたいところにいるんだけど、書籍では「はてなの本(正確には『幕府を作りたいのですが』)」なんかも出してる白泉だから、緩いのかもしんない。


と思ったがちょっと調べたら「MOE」(絵本とキャラクターの雑誌)に2000年に掲載されたものがCD絵本となったということらしい。8年もかかったのか。10月号ではカラー5pでボイジャーくん特集をやっているという。そしてボイジャーくんの曲はもともとは1996年にmidiから出した「夢よ叫べ」に収録されている。えー「夢よ叫べ」ってもうそんなに昔なのか。まだついこないだだと思ってたのに、僕は10年ほどタイムマシンに乗っていたようです。

このCDつき本、なんとLPサイズ!なのでちゃんと流通してるか心配だが、すごく存在価値のある豪華な本になっているので、買ってみるといいと思うよ。児童教育マストバイ。

ちなみに少し読める公式サイトはこちら。
http://www.hakusensha.co.jp/moe/book/com/index2.html

しかし、こういう本は図書館ではCD貸し出し不可物件になるのかしら?昔はよく問い合わせきたなぁ、図書館から。

*1:関係ないけど荒井さんの名前にちょっとひっかかりがあったのでぐぐってみたら俺の昔ほんの一瞬つきあってた人の前彼(あんまり詳しく書けない)と×文字だけ違う名前、でかつ別の昔一番最初に仕事をくれて原稿を落として迷惑をかけた印刷会社の人とも同姓同名で(本人とはまるで関係ないんだけど)、よくある名前だけにありがちなことではあるのだが、(僕は)この名前だけで2人もトラウマがあるからか。いや僕が特殊なんで荒井さん方、無関係なイラストの荒井さんも気を悪くしたらごめんなさい。

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