はてなボトルがすごい（人の気持ちを考えないサービス実装）

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相談をボトルに詰めて送信、ボトルが流れ着く浜辺（メール）でメッセージを拾って、Webで答える（漂着時間は30分以内＞＞受け取らないと次の人に回る）という感覚的なサービス、デザインは「はてな」らしからぬカラフルさとなっているのだが、とんでもない数のメールが来て、しかも止められない（止められないこともなかったのだが、裏技的になっていた。後に注記）という、とんでもない仕様となっていた。
http://bottle.hatelabo.jp/
ところでgoogleで検索すると(執筆時現在のクローラー）、その困った人の気持ちを代弁するようなメッセージ（説明）がついていた。

2008年12月6日 ... id: fishingsenyou 2008-12-05 20:27:06. 【宣伝】はてな★Hatena☆Bottle★ボトル【広告】会員になったら嫌になってもメールが止まらない！素敵なシステムのはてラボ新サービスだよ！【宣伝】はてな★Hatena☆Bottle★ボトル【広. ...

釣りな人だからいいんだけど言い当ててはいるよ！

○メールが来すぎる、止める方法が見当たらない(当時）

うちのgmailも100通以上のはてなボトル漂着メールで埋められています。
うっかり携帯メールなんかで登録している人は、約20分おきにメールが来て夜も眠れないだろう。
このサービス、きょうになって停止できるようになったものの、始まってからしばらくは、停止が実装されていなかった。裏技としては「はてなメッセージ」を止めればとまるのだが、だいたい「はてラボ」はIDとしては本サービスとは別管理という建前だし、おかしい話な上に、そんなこと「はてなボトル」のサイトにはまったく明記もされていないから、普通の人は気づかないまま、超うざい第三者メッセージを果てしなく受け取ることとなっていた。

○やっと停止ボタン実装、頭悪いんじゃないか

はてなは「はてラボ」内のサービスは「実験サービス」と位置づけているから、今ひとつぬるい対応でやっと「ボトルが漂着する浜辺を離れる」というボタン実装なのだが、

このサービスの問題点は「何が起こるかを想像し得ないレベルの開発側の問題」「説明をすべて感覚で行えばいいと思ってる厨房感覚」「いわゆるメールで来るということに対しての説明もない」「時間帯を問わず果てしなく送信」「メッセージのフッタにも説明・解約方法がない」「解約できないという欠陥システムのままリリース」だし、正直なことをいってしまえば、12月からの「迷惑メール関係の改正（同意を取る）」におもいっきり抵触するんじゃないかということもある。

なんで、リリース前に思い至らなかったんだろう？　ゆとりですか？

個人サービスみたいなレベルの対応はまずいんじゃないの。解約すらできないサービスを実装するという、第三者による人的チェック、上長チェックすら機能していなかった「ラボ」は怖すぎる。

○みんなが大量メールOKじゃない。

深夜OKの人もいるだろうけど、深夜は駄目、100通きたらパンクするという人もいると思うよ。
恐怖にさいなまれた人も絶対いるんだから、もう少しはてなはちゃんとしないと。
実際、最初は面白がられていたレスポンスも、もうきょうの時点で海の藻屑と消えているのが出てるってことは、みんなあんまり来すぎるメールをスルーしてるってことでしょ。