漫画家が出版社を待ちきれず自分で出版してしまう時代
- 作者: 小林源文
- 出版社/メーカー: ゲンブンマガジン
- 発売日: 2009/01/11
- メディア: コミック
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小林源文です。
出版社など待っていられなくて、自分で描きたいテーマで本を作って見ました。 2号目は四月末発売。
たしかにe託販売システムを使えば、あとはISBN(本以外はJAN)だけ取っちゃえばamazonだけは卸せるんだよね。あとマンガ家なら、同人系の販売流通(とらのあな等)使えばある程度は捌けるし。マンガ家は資本を持ってる人が多いんだから、販売予測とか出荷とかの予測が外れることはあるにせよ、いわゆる導線づくりというか、ファンにちゃんと届くPRとか宣伝行為がちゃんとできるならば、特に出版社に版権のないオリジナルのファンブックなどはこれでいいような気もする。先生、表紙画像は(自分で)登録しておきましょうよ。でないとサムネイルでない。
追記:よく見ると登録はe託と思われますが、amazonは欠品状態のままamazon経由しないでマケプレ(?)で新品扱いで直販してますね。このほうがさすがにe託の約4割までは抜かれないし、amazonの梱包基準を考えなくていいから、発送簡単かも。ただユーザーには在庫状態がわかりづらいし、プライムが使えないけどね。俺もe託コード持ってるからわかるけど。まーゲームとかでも流通経由某大手商社経由で登録しておきながら実はマケプレでメーカーが個人出店で(割引いて)直販通販の在庫をさばいているという現実もあるからな。
(※AmazonからのPO(納入依頼)を無視し続けるといろいろ問題あると思うので、その場合は一時的に品切とか、返事はしたほうがいいかとは思います)
提案:上の工夫で思いましたが。商業出版でもゾッキで流れた本は再販の縛りがなくなるので、出版社もいったんどこかにゾッキあるいは古紙処分として卸した体裁でダミー1人会社を作ってそこで在庫を値引いてマケプレに流すという技を使えば、現状の高返品で死蔵している在庫を何割かでお金にかえて在庫処分できる…とかいった再販裏技を今考えてみた。説明部には下部に赤線ありますくらい書いとけばいいでしょ。そもそも個人に出すなら赤線の有無すら問われないでしょうし。どっか度胸のある倉庫担当の人は上層部に提案してやってみるのはいかがでしょうか。
- 作者: 小林源文,小泉聡,寺脇涼一
- 出版社/メーカー: ゲンブンマガジン
- 発売日: 2009/05/05
- メディア: コミック
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