なぜ女性は女子と名乗るのか
- 作者: 石原壮一郎,中村純司
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2009/01/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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昔(戦後くらい)の女性たちは、早く子供を産んで母になるので、わりと若いうちから老いを受け入れられる体勢にあったはずです。それに引き換え、私を含め、現代の女性たちは、三十路になっても「いつまでも若く美しく」と、のたうちまわる宿命にあります。
だから、自分たちで女子と名乗ることで(私も言います)、強引に若い女の優先座席に座ろうとしているワケです。ああ、なんてあつかましい……。たしかに、「女子は○○なんですからねっ」などとのたまう、私のような女が多少痛々しく見えてしまう背景には、そういうからくりがあったんですよ!!(←自分でびっくり)(おのれを「女子」と呼ぶ私たち - 七草粥子のさんぶん。から部分引用)
ライターさんのサイトなのですが、目から鱗です。なるほど女子と名乗ることが若い女の優先座席であると。いままで女の子という表現とかは気遣いもありつつも、根底に男尊があるのかなぁと思ってたんですが、実は単に子供を産まなくなった現在女性が若く居続けたいことからだというのも説得力がありますね。