tx別館

流れ流れて早幾年。いろんな役に立つサイトを紹介します。

宝島社は女性誌付録でひとり勝ちだけじゃなくて戦略とかもあるという話

http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/bb9dd442365e9e0282da2dab90be3b89/
マーケティング会議に関しては生でも噂は聴きますけどね。「あの人がいなかったらどうなってたんだろう」なんて声もある。たまたま若手でマーケティングに強い人がいて、聞くオヤジがいた、ということも言えるんじゃないでしょうか。

(以下東洋経済ソース部分引用)09年12月に発売したブックレット付きCD『シャツを洗えば』(くるりユーミン)も業界で話題を呼んだ。メジャーレーベル所属の歌手が音楽流通ではなく、出版流通に乗せて新曲を発売したのは初めての試み。発売1週間で4万部売った。
減っているとはいえ、まだ全国に1万5000店以上の書店がある。出版流通を使えば4万店超のコンビニへも配本できる。音楽ショップの数とはケタが違う。同様に宝島が発売したDVD『トムとジェリー』は累計100万部を突破した。

 取次大手、日本出販販売事業戦略部の村上雅史氏は「出版社が1000円前後のDVDを作れば、商品として将来性は十分ある」と話す。まさにそこが宝島の狙い目なのだ。

この時期に戦略本部の営業経費が月6億円。もうこれは真似できませんな(つーか営業経費の枠とってないところも多い)。この記事1000円DVDについて、日販からコメントとってるのはしっかりしてますが、これからはちゃんとかけるべきところにはかける、そういうことをしないと確実に出版社は沈んでいきますね。ただちょっと宣伝費を投じて返品を抑えるっていう蓮見さんのやり方はどんぶり感はありますけど、利益も1年遅れて今年は相当よくなるんでしょうから結果は出ているということで。

Ads by アイモバイル