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ホットペッパーミラクルストーリーに見る気持ち悪さ

Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方いま韓国にいるのだが、「ホットペッパーミラクルストーリー」この本輸出されていたので、教保文庫で立ち読みした。徹底した営業部隊の発想で、確率を出してそれにあわせて1日あたり何件以上回ることでペイとか、フォーマットの定型化とか、忘年会・送別歓迎会・夏の宴会等3季節分の契約で年間契約化とか、営業の複雑化とか、そういうことが語られているわけですが、つまりはシステムをある程度公開するってことは「お前には真似できないよ」ってことを言ってる自信なのが透けてきて気持ち悪いというか、実に気分が悪く鬱になった。

かつては360というフリーペーパーで失敗しているリクルートだからこそ、失敗しないための発想とシステム作りにものすごくリソースを割いているということ、また値引かないと紙面では言っているのでやはり自社系代理店のみを活用しているのではないかと思われる。ソウルで注文されているということは(3−4冊あった)、こちらのクーポンマガジンやタウン誌の人、たとえばココファン辺りの人が買ってるのだろうか。まねすんの難しいぞ。

清渓川(チョンゲチョン)を歩いていたら、水の音の爽やかさのせいか回復した。韓国でいちばんえらくなったイ・ミョンバク氏がソウル市長時代に高速を潰して作った人工川なんだけど、結果として温度を下げること、および市民の憩いの場、デートスポットを増やすことに貢献していた。あの川すごいのは、ところどころに川の上に石を置いており、石の上を渡れるようになっていることと、橋の下にアートギャラリーがあったりイベント性に優れているところだった。このへんは本題と関係ないので、以下割愛。

海を越えてこのへんまでそんなニッチな書籍が来て平積みされていることにはびっくりした。

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