日書連、講談社などが携帯「立ち読み」で増売促す
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/02/19
- メディア: 雑誌
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090206-00000081-san-soci(産経)
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=508803004(山陰中央新報)
https://www1.imaibooks.co.jp/cgi/blog/log/eid387.html(店舗のブログ)
http://www.shinbunka.co.jp/news2008/12/h081225-06.htm(新文化)
日本書店商業組合連合会(日書連)は昨年12月、携帯電話を使ってコミックの単行本の中身を“立ち読み”できる「ためほん」サービスの実験を始めた。
売り場のポスターに表示されたQRコードを携帯電話で読み取ると、インターネット経由で、対象作品の冒頭16ページ分を読める。小学館など出版大手3社がコンテンツを提供。3月末までの期間中、全国11書店で計45作品を閲覧できるようにするという。
実験の旗振り役を務める大手チェーン、今井書店(松江市)の田江(たごう)泰彦社長は「コミックの単行本は店頭ではビニール包装されていて、購入前に中身を確認できない。試し読みできる作品を増やすことで、単行本の販売増につなげたい」と意気込む。
全ページを無料公開したのは、講談社の月刊誌「モーニング・ツー」だ。最新号の前の号を“ネット版”で読んでもらい、続きが気になった読者の購入をうながす、という作戦。作者からの了解を得て、昨年10月から今年1月に終了するまでの間に、計3号分を公開。閲覧者は多い号では4万人にも達した。
(産経ソース記事部分引用・前後略)
これ多分日書連の話と、講談社の話は別々なんじゃないかと思いますけど、
日書連は地方大手チェーンがリードして企画しているのにちょっと驚き。しかし期間限定でアクセスを募ったとして、それが後に生きないのはもったいないような…。書店はデジタル万引が嫌いですから、いままで積極的にQRやケータイを活用はしてこなかったわけで非常に発想の転換に近い告知方法になりますよね。
後者に関しては、漫画業界は単行本の初版も昔のピーク時から比べれば落ちてるのは確かですが、大手であれ、いま漫画雑誌に関しては特に新興媒体が定着するまでは至難の業になりつつありますから、こういう方法で読んでない人を引き込む方法を考えるのは急務になりつつありますね。