tx別館

流れ流れて早幾年。いろんな役に立つサイトを紹介します。

「戸建て見切り品」はひるおび!などテレビに出るほど有名だけどまだまだ知名度の低い「賃貸見切り品」を紹介。デメリットを開示しているのでオススメ&おまけに別サイトも案内。そのもう1つのサイトを見て思った、地域Webサイトの新しい仕組みはやっぱりフランチャイズ展開かも。とはっきりしない長いタイトルは好かれないよな。

賃貸見切り品
http://chintai-mikiri.com/
運営:DEEP

いきなり上部を見るとgoogle翻訳の機能を利用した翻訳機能まであったりする(最近、海外では不動産の見切り品が人気らしい)。初めて見た人も多いかもしれないが、ここの「見切り品」サイトはわけあり不動産を専門に扱っており、もう1つある「戸建て見切り品」(http://www.kodate-mikiri.com/)というサイトは有名で、よくテレビでも採り上げられているので、信頼もある。最近はヤフーTOPに出たりgoogleでも急上昇ワードに入ったりするくらいだ。
だがさすがに戸建は安いけどリスクが大きいよなあ、という人のほうが多いだろう。そんな賃貸派の人にはこの「賃貸見切り品」というサイトをオススメする。みきりん、という自信の無さそうなキリンがキャラクターなのもゆるキャラ度が高いのだが、全体に力の入ってなさ具合、全体の件数が少ない…のがまたわけあり商品の回転の悪さを感じさせるんだよね。なぜかマンションは全部モノクロ画像というのもそうだけど。
現状で「戸建て見切り品」と比べるとまったく力が入ってなくって、全物件あっという間に見きれてしまうし、使えるサイトとは言えないんだけど、僕は個人的にはこっちが隆盛になってほしいので、あえて推しておきます。

物件広告は無料、なのは広告運営なので。古すぎ、狭すぎ、駅から遠い、日当たり悪い、騒音、変わった形、墓地横物件、火災物件なども大歓迎

このサイト、不動産広告を募集している(http://chintai-mikiri.com/advertising/)けれどそれの掲載に関しては無料。なぜならアドセンス他の広告で運営をしているからだという。詳しくは左下のバナーを参照していただきたいが、賃貸不動産で回らない物件を持っている人は訳あり物件としての掲載を考えてみるのはいかがだろうか。接触機会が多ければ、結果としては埋まるのだから。


おまけ 練馬区のわけあり物件サイト(賃貸見切り品とは無関係)

ちなみに戸建て見切りのほうのブログ(http://www.kodate-mikiri.com/babirusa/)で紹介されていた練馬区の訳あり物件サイトのほうが、見た目はしっかりしてるのでこちらも練馬区近辺の方にはオススメしておく

お得な訳あり!?ワケあり物件図鑑 練馬版
http://nerima.wakearibz.com/
運営:ウッドストック

こちらは練馬・板橋など近辺を専門としているネットに強いローカル不動産業者によるものなので、これはWeb導線として考えていて実際に物件を回して利益を出すというのが前提のサイトだろう。東京R不動産型の表示スタイルってだんだんと業界標準になりつつあるなあ…。この「ワケあり物件図鑑 練馬版」では、物件回転が早いのか既に消えちゃってるけれど、東電補償物件というか鉄塔直下で毎月5万円が補償で貰えるというのを以前紹介していたようです。そんな副収入つき物件があるんだね。

ちなみにこのワケあり物件図鑑は不動産屋さんのほうで作っているというよりはこういう会社さん(リデアラボ http://ridea.jp/2011/01/31/%E3%83%AF%E3%82%B1%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%AF%E6%82%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81%EF%BC%9F%E3%80%8C%E3%83%AF%E3%82%B1%E3%81%82%E3%82%8A%E7%89%A9%E4%BB%B6%E5%9B%B3%E9%91%91%E3%80%8D%E5%88%B6/)が作って、地域別各不動産業者に運営させるという形態のようだ。「お得な訳あり!?ワケあり物件図鑑 下北沢版」(http://shimokita.wakearibz.com/)運営:ウッドストック、「お得な訳あり!?ワケあり物件図鑑 吉祥寺版」(http://kichijouji.wakearibz.com/)運営:ハウジングプラザ などあり。

運営の仕方についてはテンプレ+システムのみの販売なのか、花形商品研究所みんなの経済新聞みたいなフランチャイズ形態なのだろうか。そういうWeb運営形態もあるよね確かに。

昔独立志向の人たちの雑誌としてリクルートから出ていた「アントレ」というのがあって(まだ現存しますが)、最近はすっかりとチェーン店フランチャイズ募集雑誌に変貌している現実とかを見ているので、Webもそのうち、運営権を与えるフランチャイズ形態というのがメインのビジネスになる時代もくるのかもしれないねえ。とかワケありサイトを見ているはずが、地域Webの形態についていろいろと思いを馳せる夜なのである。

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