tx別館

流れ流れて早幾年。いろんな役に立つサイトを紹介します。

人のブログのPVを知りたかったら広告マーケットプレイスの広告出す側から入ると約8000サイトの広告インプレッション丸見えなので密かに便利

Pitta
運営:デジタライズ
http://www.pitta.ne.jp/

広告マーケットプレイスというブログ収益手段は地味〜に定着

アドマーケットプレイスという一時期期待されたジャンルがあります。ブログ等を登録させ、またスポンサー側も登録をさせて、マッチングするようなビジネスです。まあ期待ほどは成長しなかったんですが、自分とこのサイトだけに頼らない、アドネットワーク(他社から入る)広告を入れることにより、空き枠が少なくなって、地道には定着しているようです。

「スポンサー」登録して検索すると、アクセスカウンタを置いていない類似ブログのPVが推定できる

このサイト、「媒体資料」としてバナーを貼っているサイトの広告インプレッションを公開しているページがあり、マーケティング的なデータとして使用することも可能。(注意:ただし広告を貼っているスペースのインプレッションだけであって、貼ってない部分は計測されないし、スマホやモバイルの分等も、それに対応した枠でないと計測されていないので、単純な合計PVとは思わないように)。検索はサイト内からしかできないけど、インプレッションは公開データとなっている。

広告を出す側「スポンサー」として登録した場合には検索もできるので個人ブログ宛にターゲット絞ったバナー等を出す場合は参考になると同時に、個人ブログの場合のPVの多い順、やどういった内容が受けるのか、というデータが取れる。
(※非ログインでも各媒体資料ページは見れるので「サイト名+Pitta」で検索すると見ることが可能。)


※公開情報。キャプチャは2012年9月16日現在

例:登録媒体の中で特に広告枠インプレッションの多い「Pandora.tv」のPitta媒体資料の例。他社の話になるが、JListingADsの指定表示先サイトでみていても、動画サイトは表示数が多い傾向はある。ただ、動画サイトの場合、動画を見るのを目的に来ているので、マッチングやクリック率等は微妙かもしれない。

昔は審査が厳しかったが、忍者ADMAXなどとの連携で即登録等もされるようになり、昔よりカジュアルに利用できるようになった

広告マーケットプレイスが媒体資料を公開する仕組み、は昔あった同様な広告マーケットプレイスドリコムスペースハンター」でも同じ構造だったが、現在は既に閉鎖している。(ドリコムの場合はブログの運営法人名等も出ていた)。他にも現在ではツイッターの広告等を扱っているCGMマーケティングがやっていた「アドバタフライ」というサイトもあったが撃沈している。広告マーケットプレイスというのはブログブームに乗じて出来たもので、PVを束ねられる&ブロガーにお金を還元できるという相互メリットのある面白い仕組みなのだが、海外では流行していたものの、なかなかお金にならないことがあって、定着は難しいようで。Pittaもかなり昔は審査も厳しくそのわりにサーバも重く貼る意味合いが余り当時はなかったのだが、改善が進み、クリック課金以外にインプレッション広告を導入して、Pittaの自社広告が表示される率も減り、かつ表示された回数だけでもお金がもらえるようになったので、今は結構貼っておいてもいいかなと思わせるものがある。
また、「忍者ADMAX」とも連携しており、一般サイトであればあちら(忍者ADMAX)に登録するだけで、チェックボックスを入れるだけでこちらがわにもサイト登録されるような仕組みもあり、過去はかなり厳しかった審査自体はかなり軽くなったように思う。

地域やジャンルなどにターゲットを絞った出稿が3000円くらいから可能。収益はだいたい個人版のマイクロアド広告程度か

Pittaは地域別に束ねた出稿も受け付けていたりするので便利かも。

まあメジャーサイトの場合は「ドンナメディア」等でも推定PVはわかるけど、あれはA級のメジャーブログでないと載ってないけど、その下くらいのサイトのPVを推定するのにはいいと思います。勿論出稿も検討しようね。
入れる側も、小銭程度の稼ぎにはなりますが、マイクロアド並くらいにはなるので、あああんなくらいの収益か、くらいに考えておいて、サブで入れたりするのはいいと思います。媒体資料ページもできるしね。

テスト出稿してみた


こんな適当なバナーを作ってみて、最近更新していない死に筋のブログへの広告を
虚構新聞」(Pitta上の媒体資料)ともう1ブログに入れてみた。インプレッション制とクリック制が選べる。一応割を考えてクリックにしてみた。Pittaは結局提携のアドネットワークのせいでローテーション処理の中の1つになるので、万単位のPVの虚構新聞の中では1/6〜1/10程度かと想像できるが、最終的にはそちらと2ブログで約11000インプレッション、65クリックで約3000円。モノを買わせるようなサイトだったらいいけど、(クリック単価性のほうが束ねやすいのはわかるけど)無料ブログからでも誘導でそのくらいはいくのでうーんどうかなあという感じ。サイトターゲティングはだいたいわかったのでそのうちエリアターゲティングを試してみようかとは思います。

自社広告も貼れるのでアドサーバ的な利用も可能

有償広告が入る場合はそちらのほうが優先されそうですが、自社広告を幾つか登録することも可能なので、アドサーバ的な使い方も一応出来るようです。

2年ログインしないとID剥奪

それはいいけど、振り込んでるお金も無くなってしまう仕様がかなり嫌。メールでログインを促されたところで見るのがだいぶ後だったりするとアカウント剥奪後だったりして。復活できるような仕様にしてくださいよ…

サイラボはサイゾーが同業と情報交換したり、ヤフトピ依存以外でのノウハウをつけるためのサイト

サイラボ
運営:サイゾー
http://cylab.jp/

俺たちに足りない部分を補おうという潔いコンセプト

「面白い記事を書く→ヤフトピに載る→PVが増える」の軸でやってきて1大メディアとして成長していったWeb版「サイゾー」が、それだけでは危機感を感じたという体で、サイラボというサイトを始めた。事実上Webサービスというよりもブログだが、俺もこういうサイトコンセプトは仕事で考えたことあるよ。
Webって周辺調査自体が出来ないメディアなので例えば昔ならAlexaのデータをつけて会社に出して「全世界で何番目のアクセス数」とかいっても、おおむね順番しか見れない推計値だから「何これ」ってなっちゃうんだよね。今ではgoogleDSPの顧客推計(これも何コレになりがちだが)とか、PVだけならマーケギア(翔泳社のドンナメディア)とか、あと金払えばニールセン(旧ニールセン・ネットレイティングス)とか、バックリンク調査やらそこそこのデータがWebでも公開されているとはいえ、実際のところ隣の類似サイトはどうやって商売やってるのかすらわからない世界。

どうやっているか? は人に聞くのが賢い

じゃあマーケティング目的でサイト作って、みんな取材すれば(相手に会えるから、Webに出ても差し支えないデータは出てくるんで)いいじゃないとか思ったことはある。
もちろん裏取りはいるにしても本人が言うことは大筋外れないし、大手代理店のマーケティング仕事でも取材をもって(データを)作るっていうのは結構あるんだよね。
なんで、Webでよくわかんないことがあるならば、取材サイトを作ればいいじゃないかと。たとえばアダルトであれば「アダルトサイト専門の取材サイト」とか。専門サイトであればあるほど、周囲の情報は入ってこないし、取材バーターで強力な送客を行えるとか、相手にこっちのノウハウを与えるとか、相手にメリットがあれば取材には応じるはず。効率が悪いとか、諸般の事情でやんなかったけど。

とはいえすでにメガサイトでノウハウ自体はある「サイゾー」。課題は「このサイトの定着」か

サイゾーの「サイラボ」は相手に見せるサイゾーの企業としてのノウハウ出しの顔と、逆にサイゾーが周辺メディアに「どうやってんですかデヘヘ」と聞いてノウハウつけるという部分の両方があるけど(続けば)良いサイトに育つんじゃないか。ただ自社を押し出すよりも日経流通や日経BP的な色合いでやってくれたほうがいいなあと思う。

サイゾーはニュースサイトとしてはYahoo!ニュースから流れてくる客メインでやってきたと自称しているが、サイラボ、SEOは確かに二の次で、現在実際に「サイラボ」へ行くためのnet導線は、投稿時点ではかなり細くて、いまのところFacebookツイッターからが主(あとは自社リリース)。検索で「サイラボ」と入れても似た名前の会社等がガンガン引っかかってきて、なかなかたどり着けない状況だ。ヤル前に名前をかぶらないように考えるといいんだけど。まずは自社サイト本体の下のほうにでもどんどんバックリンク貼ったほうがいいんじゃないのかなー。
あとはフックになる記事。最初の記事のけんすう氏のサイトの(記事だけの)力でアクセスを集めるのって結構難しいと思うんだよね(nanapiは実用性は高いけれどもファンの多いサイトじゃないので)。

ほんとに国内旅行を安く上げたいなら宿の予約に海外予約サイトを使うのをお勧め

日本国内のメジャーサイトも以前は使っていましたが、実際、旅行予約には海外の宿泊予約サイトの日本カテゴリを利用したほうがオススメです。なぜなら「クーポン割引」がわりとあるからです。(これを普段使ってる)外国人は得してるんですね。これ、日本語サイトから日本人も予約可能なんです。

初心者におすすめなExpedia。外国のサイトだがTVCMも打ち、ANAマイレージモール等多数のサイトとも提携している。クーポンコード共有サイトも日本語で存在する


http://www.expedia.co.jp/
Expediaは、空港リムジンバスにも広告を打っていて、チケット裏にある広告のクーポンコード、それだけでも1000円割引が受けられたりもしますし、トリップアドバイザーからの比較リンクで飛んだ場合も、予約時に割引が適用されるオリジナルクーポンが支給されます。新聞広告等にもクーポンコードが出ます。キャンペーンもマメに実施していたりして、ちょうどキャプチャ時には日本の旅館を1泊タダ…つまりこのキャンペーンのクーポンを使うと2泊以上が対象ですが50%OFFで実質1泊無償になる…なんていう超お得なキャンペーンをやっていたりしました(登録制。時限ですのでお早めに)。
※クーポンによって、日本国内専用等細かく使用制限があるのでご注意。そのため、海外で入手したコードは生きているのもあれば死んでいるのもあるはず。

裏ワザ
なおExpediaは最低価格保証をしているので、他のサイトでそれより安く(円建て決済以外は対象外)同じタイプの室が売られている場合は、申告すると最低価格に差額返金+5,000円クーポンを頂けるというシステムもあります。それによってさらにまた安く泊まることもできます。
http://www.expedia.co.jp/corporate/best-price-guarantee.aspx

Expediaと同じようにクーポン情報が豊富(ただしクーポンコードの多くは海外サイト)なHotels.com


http://jp.hotels.com/
最近日本進出著しい、Hotels.comでも同じように、クーポンコード割引が利用できます。
便利なことに、Expedia、Hotels.comとも、クーポンコードを集めたサイトがあって、それらを利用すると1000円くらいの値引きは簡単に受けられます。Expediaはクーポンコード情報館で検索するといいです。Hotels〜は、海外に多数クーポンコードサイトあり。HotelsはExpediaと同系列なのか、予約先のホテルの端末を見てるとExpedia経由の予約と出たりします。なお、海外のクーポンコードサイトは日本の違法同人誌ダウンロードサイトと同じように騙しリンクでよくわからないアフィリエイト先に飛ばされたりするのが多いので注意してください。日本のHotels.comのツイッターでも、定期的にクーポン配布されていますのでフォローもおすすめ。

メンバードル制度(実質的なポイント制度)でキャッシュバックされるHotelclub


http://www.hotelclub.com/
あとは、Hotelclubも「メンバードル」という特典があり、使用ごとに(宿泊実行後)消費税並みの%還元(〜7%)が受けられます。僕は4%くらいですけど。メンバードルには期限があるので、忘れずに次回使いましょう。

海外のサイトだから予約ができないわけではなく、海外のサイトからも(日本人が)日本国内のホテルを予約できるのです。まあ海外サイトならではの融通の効かなさはあるんですが、概ね問題はありません。当日はバウチャー(予約控え)の持参をお忘れなく。

僕はどのサイトも試してみましたが、我々が知らないだけで、旅行業界の皆様(ホテル側)は多くがこれらの海外予約サイトには慣れているようでした。外国からの観光の方はほとんどが利用されているからかとは思います。

他にも素から安いAgodaなんかもあるのですが、そのへんは割愛します。

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