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流れ流れて早幾年。いろんな役に立つサイトを紹介します。

Kindleは大人の夜の楽しみ系書籍端末として買っておくべき

おすすめ Kindle Fire HD 16GB(Wifiで接続)

Kindle Fire HD 16GB タブレット

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おすすめ Kindle Fire HD 32GB(Wifiで接続)
Kindle Fire HD 32GB タブレット

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おすすめ Kindle PaperWhite 3Gモデル(電子ペーパー利用で3G接続料がコミ!ただ納期遅い)
Kindle Paperwhite 3G (2012年モデル)

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日本でもKindleが発売になりますね。まあKindleストアも一応Webサービスといえなくもないので書いておきます。Kindleは、出す側(出版社など)では諸般の契約事項などが結構シビアなので契約するかどうかは様子見のところも多いようですが、大手をはじめとして「ここに入らないでどこに行く」ということがわかっている人達は既にどんどんと商品投入しており、Koboの失態もあってKindleのラインナップが一番充実しそうな勢い。

Amazonがやる前から工○に力を入れているストアはある

既にオープンしているKindleストアにいくと既に日本の電子書籍市場をガラケーで牽引してきたジャンル、H系のマンガやBLも多数並んでおります。「その筋」については、実はTSUTAYA電子書籍ストア( http://tsutaya.com/ebooks/ )→左帯のコンテンツジャンルの一番下の赤い注記のある所から移動するとわかる が、TSUTAYAiOSでそういうグレー電子書籍媒体を配信していたベンチャーのアイマガ社のサービスをを吸収合併(対等であり会社も存続しているがサービス名としては当然TSUTAYAが存続しているのであえてサービスとしては吸収と書きます)するなど結構力を入れてはいるのですし、ケータイやスマホではMenue系のケータイまんが王国など、相当なスマホ広告投資で頑張っていたところもあるし、PCではかなり男性向けに人気でスマホについては最近やっとAndroidやり始めたくらいのDMM、女性向けでは物凄く強いけど単価の安くなる短時間ストリーミングのRenta!のほうに力を入れているパピレスなど、かつての人気を誇っていた「そのジャンルの配信大手」はそれなりにあるのですが。

これからはやっぱり専用端末ならAmazonKindle

これからは、というと、やはり専用端末としては「Kindle」がシナリオ的にも強い。なぜかというと、他の専用端末は基本的にいまのところモノクロがメインだからということと、工○はあっても充実していないなどでちょう弱い。専用端末でないAndroidも、独自ストアから買えばいいとはいっても、googlePlay上では、表現に関しては玉虫色。その点、Kindleは、本国では考えられない日本ローカライズをしていて、日本で一番ソレ系のマンガとゲームを売っている(単店舗として)のは現にAmazonなわけで、その一番売れている販売サイトで書籍とシームレスに購入が可能となるとこの選択肢が一番で、実際「そっち系」の端末としては普及するのは一番なんじゃないだろうかと思います。


かつて大人向け商品のAmazonになりそうな勢いもあった(けど体裁上一般サイト化もかなり進んでいる)日本の工○を牽引していたDMMは、ソーラー(現行稼働中)やかつてはPS3で動画配信するような仕組み(ブルーレイを利用していたが、そちらは終了)、FX(現在黒字!)など想像もしないことを手がけていましたが、さすがに読書端末までは手を出さないようです(自社で出したら屋外でAVとかガンガン見られて社会的に叩かれるからね)が、水面下では何か考えているのでしょうか。

カラー版の端末も20,000円以下

Amazonの発売するKindle Fire HDは15,000円程度から19,000円程度と非常に安価ですがアンドロイド端末としてみるとGooglePlayが省かれてAmazonのストアが付加されているというあくまでAmazon仕様です。Andloid端末として使いまくろうと思ってた人には不満はあるかもしれない。もっと安価なKindle Paper WhiteはAndloidじゃないので、読書専用端末なんでそちらのほうが逆に不満はないと思いますが。どちらもAmazonにレコメンド目的の閲覧データが溜まっていくという不満もあるでしょうが、それは価格比で納得行けばいいと思うのですよね。サービスしてだいぶ安価にしているという部分との折り合いがつけば。

Kindleを買わない人へ

Kindleなんてどうでもいいと思う人も多いでしょうけど、Kindle電子書籍ストアとして物凄く優れています。

海外で先行展開、初期投資を惜しんでいない。撤退しない。

まず、海外で先行して何年も展開していることで、洋書では既に点数も確保されており、かつ動作も安定しており、ストアとしての安定安心があります。また日本でも流通の世界では手綱を握りつつあるAmazonなので早急に撤退してなくなる可能性が低い。すでにあるAmazonIDでのクレカ等の決済口座が使えるのも魅力です。

マルチデバイス対応で、どこでも読める。クラウドで管理される

そしてKindleはたとえハードを買わなくてもソフトウェアで、iPhoneiPadやAndloid、PC、Macなどにも対応するためマルチデバイス運用が可能なこと。動画サービスのHuluみたいに、通勤中はスマホ、帰ったらPCみたいに、シームレスに別の機種で読めるわけで。問題があるとすれば、Kindle電子書籍データはAmazonクラウド側に収納される仕様なので、たとえば契約の都合でひっこんじゃったときにAmazon側で削除ができてしまったりして過去にそれのトラブルがあることはあるのだが、概ねの出版社は悪意を持った方向に契約が改悪されない限りは商売になるものには協力していくだろうから、Amazonの日本向け契約内容に「問題」がなければそのまま契約は続いていく可能性が高いので問題は起こりづらいだろう。

Koboのネガティブイメージを覆す出来

またKoboのラインナップが水増し感があり、商品としてもセットアップでつまずくようなものをアップルにならって説明書最小限で売ったものだからやっぱり日本での電子書籍市場には今絶望感が皆あるので、黒船Amazonが成功しなければどこも成功しないであろうということだ。実際操作に関しても簡単だし、セットアップはほぼ出来ている状態のものを売っている。コンテンツも水増し感無し。ということは成功はほぼ約束されているのである。

今の段階で買ってもそんなに損はないし、新端末に乗り換えても引き継げる安心

とにかく俺は買うよ。ほんとは8インチ以上の端末が投入された時に買いたいのだが(海外では発売されているものの初期投入は見送られた)、買う。アダルト業界関係の方々は特に書店も減っている時代で、あとがないので必ずAmazonが用意した蜜にははまるはず。買う側としても工○大嫌いなappleと違って、なによりも工○に関しても一応の参入が保証されているというAmazonだ。炉・獣○NGとか多少の制限はあるだろうけれど、まあ表紙・説明文・カバーあたりでストレートにやらかさないかぎりは、いまのところはそんなに扱い禁止になることはないだろうし、なったらもう日本市場での工○は絶望的だしそうなったらDMMが豊富な資金力でどっか台湾あたりの端末引っ張ってきて引き受けてくれることを期待しつつ。

紙よりも電子はなぜ表現が制限されやすいのか

海外の決済カード会社の力が結構強い

ついでに関係ないことを言うが、電子書籍の表現問題っていうのは業者のレーティングや圧力団体よりもいわゆるクレジットカード決済会社によるものが多いので(国内は店舗における工○の占有率に厳しく、海外決済は自社のコードがインターナショナルブランドからはねられるのを嫌うため表現に介入しがちで、加盟審査が日本国内よりゆるい一方で炉や暴力に物凄く厳しい)、なかなか紙時代のアバウトな表現の維持は厳しいところがある。普通に売っている分にはいろんなものと混ざっているので指摘を受けることは少ないが、たまたま特定タイトルで指摘を受けた場合は、それらと同ジャンルの物まではまず外される。

Amazonはなぜまだおおむねのそれを扱えるのか

おそらくAmazonがそちら方面で商品リジェクトされる率が低いのは、中身にはあまり関与してこないこと、日本独特の習慣(オタク商品の類の中でそれらの占める割合が一定ある)に販売側の理解があることと、商品に過剰な説明がないこと(要はNG表現で外されるためNG表現を業者サイドではしない)と、NG表現で自主的な規制をしていること、実際にはどこの決済を入れているのかはわからないが自社決済に近い形の決済であることと、最近はあらゆるものを販売しているAmazon全体におけるそちら方面の占有率はさして高くないことなんじゃないかと推測される。

なんで日本の端末はそれらが勝負になるにも関わらず、挑戦してこないのか

まあ日本の電子端末、日本のネット書店というのは実際に立ち上がってる市場がBLと美少女コミックであったにもかかわらず、上場思考が強いことがそっち方向を頑張らない原因ではないかとも考えられる(性的な事業は一定比率以下だったり、しらっと子会社に事業移転でもしないと上場できないので。上場済んでいればそんなにうるさくはない)。かつてガラケーでそれらを流通させて流行らせているところは既に上場は済んでいたり、上場会社の子会社だったり(例:ソルマーレ)するのでそれらの影響はないのだけれど、なんかスマホでレーティング仕切り直しみたいなことを言ってる間に市場がしぼみはじめているのが現状であり、きっとなし崩しになるでしょう、多分今後は。Rabooだのガラパゴスだのソニータブレットなんだの言ってもストアに志向性がないんだもの、えっち系にかぎらず個性をもってなんでもやってくる肉食獣みたいなストアじゃないと残れないし、日本はやっぱり(子会社のソニー・ミュージックのほうを向いていて、多くの賛同メーカーを集められなかった)メモリースティックウォークマンが流行しなかった間にiPodが全て市場持ってっちゃったみたいなのを再現しているだけなのが現状なのでございます。

人のブログのPVを知りたかったら広告マーケットプレイスの広告出す側から入ると約8000サイトの広告インプレッション丸見えなので密かに便利

Pitta
運営:デジタライズ
http://www.pitta.ne.jp/

広告マーケットプレイスというブログ収益手段は地味〜に定着

アドマーケットプレイスという一時期期待されたジャンルがあります。ブログ等を登録させ、またスポンサー側も登録をさせて、マッチングするようなビジネスです。まあ期待ほどは成長しなかったんですが、自分とこのサイトだけに頼らない、アドネットワーク(他社から入る)広告を入れることにより、空き枠が少なくなって、地道には定着しているようです。

「スポンサー」登録して検索すると、アクセスカウンタを置いていない類似ブログのPVが推定できる

このサイト、「媒体資料」としてバナーを貼っているサイトの広告インプレッションを公開しているページがあり、マーケティング的なデータとして使用することも可能。(注意:ただし広告を貼っているスペースのインプレッションだけであって、貼ってない部分は計測されないし、スマホやモバイルの分等も、それに対応した枠でないと計測されていないので、単純な合計PVとは思わないように)。検索はサイト内からしかできないけど、インプレッションは公開データとなっている。

広告を出す側「スポンサー」として登録した場合には検索もできるので個人ブログ宛にターゲット絞ったバナー等を出す場合は参考になると同時に、個人ブログの場合のPVの多い順、やどういった内容が受けるのか、というデータが取れる。
(※非ログインでも各媒体資料ページは見れるので「サイト名+Pitta」で検索すると見ることが可能。)


※公開情報。キャプチャは2012年9月16日現在

例:登録媒体の中で特に広告枠インプレッションの多い「Pandora.tv」のPitta媒体資料の例。他社の話になるが、JListingADsの指定表示先サイトでみていても、動画サイトは表示数が多い傾向はある。ただ、動画サイトの場合、動画を見るのを目的に来ているので、マッチングやクリック率等は微妙かもしれない。

昔は審査が厳しかったが、忍者ADMAXなどとの連携で即登録等もされるようになり、昔よりカジュアルに利用できるようになった

広告マーケットプレイスが媒体資料を公開する仕組み、は昔あった同様な広告マーケットプレイスドリコムスペースハンター」でも同じ構造だったが、現在は既に閉鎖している。(ドリコムの場合はブログの運営法人名等も出ていた)。他にも現在ではツイッターの広告等を扱っているCGMマーケティングがやっていた「アドバタフライ」というサイトもあったが撃沈している。広告マーケットプレイスというのはブログブームに乗じて出来たもので、PVを束ねられる&ブロガーにお金を還元できるという相互メリットのある面白い仕組みなのだが、海外では流行していたものの、なかなかお金にならないことがあって、定着は難しいようで。Pittaもかなり昔は審査も厳しくそのわりにサーバも重く貼る意味合いが余り当時はなかったのだが、改善が進み、クリック課金以外にインプレッション広告を導入して、Pittaの自社広告が表示される率も減り、かつ表示された回数だけでもお金がもらえるようになったので、今は結構貼っておいてもいいかなと思わせるものがある。
また、「忍者ADMAX」とも連携しており、一般サイトであればあちら(忍者ADMAX)に登録するだけで、チェックボックスを入れるだけでこちらがわにもサイト登録されるような仕組みもあり、過去はかなり厳しかった審査自体はかなり軽くなったように思う。

地域やジャンルなどにターゲットを絞った出稿が3000円くらいから可能。収益はだいたい個人版のマイクロアド広告程度か

Pittaは地域別に束ねた出稿も受け付けていたりするので便利かも。

まあメジャーサイトの場合は「ドンナメディア」等でも推定PVはわかるけど、あれはA級のメジャーブログでないと載ってないけど、その下くらいのサイトのPVを推定するのにはいいと思います。勿論出稿も検討しようね。
入れる側も、小銭程度の稼ぎにはなりますが、マイクロアド並くらいにはなるので、あああんなくらいの収益か、くらいに考えておいて、サブで入れたりするのはいいと思います。媒体資料ページもできるしね。

テスト出稿してみた


こんな適当なバナーを作ってみて、最近更新していない死に筋のブログへの広告を
虚構新聞」(Pitta上の媒体資料)ともう1ブログに入れてみた。インプレッション制とクリック制が選べる。一応割を考えてクリックにしてみた。Pittaは結局提携のアドネットワークのせいでローテーション処理の中の1つになるので、万単位のPVの虚構新聞の中では1/6〜1/10程度かと想像できるが、最終的にはそちらと2ブログで約11000インプレッション、65クリックで約3000円。モノを買わせるようなサイトだったらいいけど、(クリック単価性のほうが束ねやすいのはわかるけど)無料ブログからでも誘導でそのくらいはいくのでうーんどうかなあという感じ。サイトターゲティングはだいたいわかったのでそのうちエリアターゲティングを試してみようかとは思います。

自社広告も貼れるのでアドサーバ的な利用も可能

有償広告が入る場合はそちらのほうが優先されそうですが、自社広告を幾つか登録することも可能なので、アドサーバ的な使い方も一応出来るようです。

2年ログインしないとID剥奪

それはいいけど、振り込んでるお金も無くなってしまう仕様がかなり嫌。メールでログインを促されたところで見るのがだいぶ後だったりするとアカウント剥奪後だったりして。復活できるような仕様にしてくださいよ…

サイラボはサイゾーが同業と情報交換したり、ヤフトピ依存以外でのノウハウをつけるためのサイト

サイラボ
運営:サイゾー
http://cylab.jp/

俺たちに足りない部分を補おうという潔いコンセプト

「面白い記事を書く→ヤフトピに載る→PVが増える」の軸でやってきて1大メディアとして成長していったWeb版「サイゾー」が、それだけでは危機感を感じたという体で、サイラボというサイトを始めた。事実上Webサービスというよりもブログだが、俺もこういうサイトコンセプトは仕事で考えたことあるよ。
Webって周辺調査自体が出来ないメディアなので例えば昔ならAlexaのデータをつけて会社に出して「全世界で何番目のアクセス数」とかいっても、おおむね順番しか見れない推計値だから「何これ」ってなっちゃうんだよね。今ではgoogleDSPの顧客推計(これも何コレになりがちだが)とか、PVだけならマーケギア(翔泳社のドンナメディア)とか、あと金払えばニールセン(旧ニールセン・ネットレイティングス)とか、バックリンク調査やらそこそこのデータがWebでも公開されているとはいえ、実際のところ隣の類似サイトはどうやって商売やってるのかすらわからない世界。

どうやっているか? は人に聞くのが賢い

じゃあマーケティング目的でサイト作って、みんな取材すれば(相手に会えるから、Webに出ても差し支えないデータは出てくるんで)いいじゃないとか思ったことはある。
もちろん裏取りはいるにしても本人が言うことは大筋外れないし、大手代理店のマーケティング仕事でも取材をもって(データを)作るっていうのは結構あるんだよね。
なんで、Webでよくわかんないことがあるならば、取材サイトを作ればいいじゃないかと。たとえばアダルトであれば「アダルトサイト専門の取材サイト」とか。専門サイトであればあるほど、周囲の情報は入ってこないし、取材バーターで強力な送客を行えるとか、相手にこっちのノウハウを与えるとか、相手にメリットがあれば取材には応じるはず。効率が悪いとか、諸般の事情でやんなかったけど。

とはいえすでにメガサイトでノウハウ自体はある「サイゾー」。課題は「このサイトの定着」か

サイゾーの「サイラボ」は相手に見せるサイゾーの企業としてのノウハウ出しの顔と、逆にサイゾーが周辺メディアに「どうやってんですかデヘヘ」と聞いてノウハウつけるという部分の両方があるけど(続けば)良いサイトに育つんじゃないか。ただ自社を押し出すよりも日経流通や日経BP的な色合いでやってくれたほうがいいなあと思う。

サイゾーはニュースサイトとしてはYahoo!ニュースから流れてくる客メインでやってきたと自称しているが、サイラボ、SEOは確かに二の次で、現在実際に「サイラボ」へ行くためのnet導線は、投稿時点ではかなり細くて、いまのところFacebookツイッターからが主(あとは自社リリース)。検索で「サイラボ」と入れても似た名前の会社等がガンガン引っかかってきて、なかなかたどり着けない状況だ。ヤル前に名前をかぶらないように考えるといいんだけど。まずは自社サイト本体の下のほうにでもどんどんバックリンク貼ったほうがいいんじゃないのかなー。
あとはフックになる記事。最初の記事のけんすう氏のサイトの(記事だけの)力でアクセスを集めるのって結構難しいと思うんだよね(nanapiは実用性は高いけれどもファンの多いサイトじゃないので)。

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