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流れ流れて早幾年。いろんな役に立つサイトを紹介します。

理論はともかく、結果としては平和がいいよ。

俺は、君のためにこそ死ににいく [DVD]←石原さん総指揮の映画。
昔、湾岸戦争だったかなんだかの頃だったか、もしくは天皇崩御の頃だったか、正確には覚えていないが、若干不穏な空気が漂ってきた年があった。その頃はエロ本を作っていたので、漠然とだが規制が強まっていくことが平和主義との対抗色という印象を受けた。エロ本は左派だと思われているかもしれないが、自民党が国を担っていたから他の重要な項目と同じ「なぁなぁ」にされていた訳で。実際は保守が勝ってないと続かないようなものなので、このまま戦争に向かって失職かなと漠然と思っていた頃であった。今、出版市場のボリュームの低下で市場環境が1/3くらいになってて実質的には失職ですけどね。


http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/261/ (多分非会員状態で読めるのはきょうだけ)
これとか読むと思うけど、例のパトリオットを東京都下に導入するのを決めたのはやっぱり石原知事だった。
またこの記事を読むと報道されているところとは違う世の中というのがあるのがわかる(アジアの国同士の関係とか、北が持ってるのは黙認状態であることとか、北が他の国家に核を売ると最終的に自分のところを攻撃する国家に渡る可能性が高いので、アメリカは案外北を重く見ているところとか)。


一番怖いシナリオを読まされて思ったのが米国は朝鮮半島南北が再度開戦した場合、米国はある程度の(南の)人員を犠牲にしてしまうのだろうということと、それを(知らなくても)本能では理解している韓国の人たちの(実際の)抵抗。実際米国に守られていることであんな(平壌からの)近距離でも平穏になっている(ソウル)という事実にも関わらず、韓国の政治はアメリカと距離を置こうとしているのがTV報道でもわかる。最近ソウルのアメリカ大使館周りの警備が薄くなっていると感じるのはそのせいと無縁ではないだろう。


ソウルがメインの道を太くしている理由はいざというときに戦車が走れるようにという理由だったし、かつては街中で写真撮影すらできない時期もあったが、かなり平和度が上がったせいで風化してきている。こないだソウルに行った時に古い安宿で初めて軍事演習協力依頼のパンフレットを見てびっくりしたが、かつては月に1回、サイレンがなったら避難しなければならない習慣があった。今、ソウルの若者はまだ兵役はあるのでリアルに戦争は意識しているものの、正直な話では南北の併合は望んでいないのではないか、という雑談をガイドさんからも非公式に聞いた。「経済力が低下するから」、また「受け入れる余力はないから」ということは若者も感じているのだろう。親世代は分断はずっと痛みなのだが子供はいまのままでいたいのである。今の韓国の人民の意識は実質的な%はわからないが2分化されているといっていいだろう。


トンマッコルへようこそ [DVD]韓国の、米国や日本に対しての歪んだ意識は時折反米反日色の入った作品として映画などで目にすることができる。「トンマッコルへようこそ」は軍から抜け出て楽園に住んだ各国軍の人たちはその生活のなかで仲良くなるのだが、最終的には村を守るため連合軍と戦う。日本で公開されなかった韓国映画の一部もしかり。ただ、日本人が誤解しすぎているのは「全部がそう」だと思ってしまうこと。韓国映画のリリース数の中ではそんな作品はごく少数でしかないのだが。話が逸れた。あれで気にしていたら「パイレーツ・オブ・カリビアン」の「デッドマンズチェスト」で中国人が真っ先に死んでしまうのなんか明らかに差別だとかそういう話になるからある程度は考えすぎだよね。


太い道の話へ戻る。日本も青梅街道とかに災害時は封鎖されるような告知が出ているが、あれって何かあったときには防衛庁からどどんと何かが出撃できるようなことがあるんでしょうかね。

新宿御苑はじめ国の持ってる公園でパトリオットの訓練が行われる報道を見て大変怖い兆候を感じます。僕個人にとっては政治は(見ていて茶番なので)どうでもいいんですが、経済が崩壊されるのだけは困る。どうせ(何か攻められても)東京都は温存しとくことになると思うんだけどな、敵方だって経済力とかいろいろ欲しい訳で。あそこで都心部だけ重視して考える石原さん(だけ)が(前に)立つのはどうなのかな。

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