ウェブデザイニング2008年3月号を読む
この号に限ってだけどホントなんでこんなにWebの話題が載ってないのって思うくらい趣味の本だった。もともとデザイン嗜好が強いんだからしょうがないといえばしょうがないんだがホントに役に立たない。別に買いたかったわけでもなくて、図書カードの換金消化のためにやむなく買ったのだが、びっくりだ。なぜなら今回は特集が「気になるあの人のアイデア・リソース」として各方面の人に「おすすめのサイト、本、映画、その他」などを推薦してもらってるページ(クリエイターの中に掟ポルシェが入ってるよ)、サブ特集は「スウェーデンのモーションデザイン」。見たい人は見たいのかもしれないが、取材中心なので、メイン特集とともにサイトを作るというよりはインスパイアされるべき一般情報をインプットされているだけなのだ。
要するに、普通のデザイン雑誌なんだよ。
いつもならもう少し実践的な情報も少しは出ているのだが、今回はAjaxのくだり程度で、あとはAPIで24時間時計を作るとか、Wiiボードを使ってBGMを変えるだの、Webサイトとしての連動性はまったくよくわからん記事ばっかり。
この号だけだと信じたいが、ここまでWeb制作と連動しない紙面づくりを続けていたら、この方針じゃメインクライアントのレンタルサーバあたりも離れていっちゃうと思うよ。自重してほしいなぁ。