一次情報の発信が欲しいようなことを言っている編集者の人がいるが

ネットを見ていると、「ネットで一次情報を発信する場をつくるからどんどん応募してこい」とか、「Webやケータイのコンテストで名作を募集」みたいな、そういう人が結構多いんだけれど一次情報ばかりが大切というもんでもないです。ネットの伝搬性というか、半径何クリックとか、そういうところを見ていないというか。

結局ウェブで一次情報を発信している人って、それで既に読者も確保できていたりして、別にどこかの会社と積極的に絡みたいという意志はそんなに持ってない。むしろ、完全な一次情報の発信者は賞やらサイトやらが自分で探せばいい話で、その会社のしょぼいサービスやしょぼい賞にヘコヘコと応募なんかしてこないというのが真相だと思うんですけどねぇ。せめて、ちゃんと賞金を30〜200万円くらい用意しましょうよ。あったところでその会社が後の展開とかを見据えていなければ、応募する意味すらないんですよ。

印税かつそれが「モリタポ」（２ｃｈの仮想通貨）だけが賞金なんてところもありますが（例：texpo　鉄火場大賞　http://texpo.jp/texpo/disp/5479 ）、印税とかかえすのは当たり前で、ギブアンドテイクになってない。ギブアンドギブ。

最近「はてなハイク（俳句ではないんで注意。）」が「投稿コーナー」の雰囲気があって好きです。お題に対して短文をエントリしていくようなサイトなんですが。http://h.hatena.ne.jp/　面白いと即★がついてくるのが良い。こういう見返り無しでやってるやつのほうが面白かったり。