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宮崎勤との僅かなまじわり

夢のなか―連続幼女殺害事件被告の告白夢のなか、いまも
宮崎のことを書いていたらPCが落ちた。ネズミ人間のせいかも。
宮崎の死刑が執行されたが、そのへんについてはこの話がわりと妥当な情報だと思った。

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20080623/1214198863
「死神大臣」鳩山氏が宮崎勤らの死刑執行をこの時期に急いだ理由〜週刊文春記事から - 木走日記


宮崎事件逮捕の日、僕は出版社にいた。いまでも忘れない。リンリンリンリンとマスコミから大量の記録的な照会の電話。「おたくの雑誌に投稿されていた写真があるのでは」ということだった。別にそのときはそんなものはなかったのだが、適当に電話に出たアルバイトが適当に答えるとそれが翌朝の1面に載ってしまうというのがすごかった。当時はとても大人の会社じゃなかったから、「担当者不在で答えられません」などという大人の答弁すらできないのだった。結局探した範囲ではそれらしきものは見つからなかった。


しかし、そんな騒動から何年も経ってからのこと、たぶんそういう投稿誌の編集長だったような気がするが、「あれ、あったよ」って誰かがいっていた。でも多分犯罪系の写真とかじゃなかったんだと思う。だったらもっと社内でも話題が酒の肴になるはずだ。月刊アウト(あれはロリコン誌ではなく、アニメ雑誌)も落ちていた通り、彼自身はコミックマーケットにも同人誌を出して出るくらいの人物なので、創作系のオタクではあったのだからはがき投稿とか、アンケートとかだったんじゃないのかなぁ。だいたい、彼の部屋には普通のエロ本らしきものも散らばってたし。


だがもう、その当時に居た編集の人たちはみんなどこかに散ってしまったので(編集者の雇用形態はほとんどが契約とバイトだったので、ほとんどが転職する)、誰も真実は知らない。


結局彼は先天性なのか何なのか手に関しては自在に動かせないような障がいもあったようだし、ネズミ人間が出てきたなどの意味不明系発言もナチュラルにあり、明白に精神性の部分で何らかの問題がある生気のないイラストを描いている。そして叔父か誰かにしか気を許していないような人だった。


全てが前期のリンク先にあるような大臣のスケジュールの理由でわからなくなってしまう、というのはどうなのか。


あと、テレビで誰かが言っていたが、彼自身がたぶんにこれから殺されるような情報を意識できないような状況で執行してしまったのはいかがか。というのはそうかもしれないなぁと思った。確度のある情報ではないが。


この事件のせいで、彼の話題以降にオタク系の論客の元祖的なところを占めていた元編集者で作家で評論家のオーツカ某(大塚英志)氏が神戸芸術工科大学で教授になってるのを知ったが、かつて教員免許を持ってることをどうでもいいエロマンガ雑誌の緑のわら半紙で8ポイントくらいの文字サイズで自慢していた彼も大学教授におさまってんのかと思うと「そんなものか」と思わないでもない。オチにもってくるような話じゃないですが。


結局宮崎にしろ加藤にしろ、いつかこんなことが起こるんじゃないか…という空気があった時に出るべくして出たという点は共通項だと思う。

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