SEOの景気
１年前くらいまではSEOバブルだったので、よくSEO会社が営業に来ていた。半年〜１年前くらいにはごらんのように首都圏タクシー内にさえSEOの案内広告が入っていた。しかし、昨今は世界的に未曾有の不景気。
SEO企業はこの経済不況の中でも大半が健在だが、サービス内容に関してはかなり淘汰というか、企業側の選別が進んでいるのではないだろうか。
まずSEOビジネスは初見で結構な見積もり額を提示してくるところが多いが、高いように見えても日次に変わる気まぐれな検索サイトの順位を扱うビジネスなんだから、費用対効果が出なければすぐに切られてしまうわけで。
検索エンジンありきなのは当然だが、ポータルや関連サイトからアクセスを引っ張れれば、それでもいいというケースもあるはず。いままでのEC状況では切られると検索順位が落ちるから再契約…というネガティブパターンでの契約継続が多かったと思うが、今なら企業判断としてはどんどん安いほうに乗り換えていってしまうケースも多いだろうから、今後はSEOのダンピングが進んでいくんじゃないかという観測もある。
第４のディレクトリ型メジャー検索エンジンとか作って廉価で登録させたほうがビジネスになりそうだけどなぁ。本来的にはJリスティングがそれか…。問題は「メジャー性」や「相手より安いか否か」なんだよな。NAVERや百度とかはトラフィックを（他社より安く）過度に送るようなディレクトリのプレミアムサービスを実施したらばもしかしたらいけたりするんじゃないのかなぁ。
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