パコと魔法の絵本を見てきた

パコと魔法の絵本 ガマ王子対ザリガニ魔人

予告編

一応本の話だからね。はてなブックマークのようにメタ構造な映画だった。まる。オチがまさかあんなだとは…後半のいわゆるアニメーション合成部分、海外の一流映画会社並みに頑張っているのだが、前半はテレビ東京製作の限界でこういうラインで落ち着いたのでは…というくらい控えめになっている。最初からあのテンションだったら絵空事らしい絵空事だったのに！

普通の映画館ではグッズが売れまくってるらしいが、シネコンで見ると売店が客の帰り側のほうにない（入る側のほうを向いている設計）せいか、グッズのほうに手がいかないね…

しかしこの絵本、ポップアップという劇中体裁に準じたために増刷が安易に効かず欠品してるのか、amazonでも２万円３万円超えとプレミアム状態。発売元も完全に見込み読み違え状態になってます。こういう読み違えを見ると、読み違えは俺の絡んでるとこだけじゃないんだなぁ…とちょっと安心したりして。

主婦と生活社と主婦と生活社と主婦と生活社は絶好のタイミングなんだから公開中のうちに増刷しないと。多少損してもほんとは即すべきだよね。でも、採算で動くのが商業出版社なんだよね。うまく予約発注というか受注生産とかのシステムがあればいいのになぁ。

しかし、在庫見つけたら、マーケットプレイス相場が３万ならあえて8000円くらいで出せば即売れるだろうから（それでも２倍以上の利益）、こういうのの目利きっていうのがわかってれば、在庫抱えてたらいい利殖なのかも。この絵本の話、出版を断った出版社もあったとかで、もったいない話。動員100万突破してるから1％を見込むだけでも結構いいのにね。