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流れ流れて早幾年。いろんな役に立つサイトを紹介します。

楽天トラベルのWebマガジン

▲無関係ですが、こころなしかロゴが似てるような。
成功のコンセプト

成功のコンセプト

楽天社長のミッキーは本項のWebマガジンのサイトの出資元の1つ幻冬舎から本を出している。

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/02/23/012/ (MYCOM)

旅色(「旅色Luxury Stays」)というWebマガジンを楽天トラベルがやってるんだけど(http://travel.rakuten.co.jp/special/tabiiro/)、製作元はネクシィーズ系のブランジスタ(http://www.brangista.com/)という会社のものだった。ビュアーの下に楽天トラベルのバナーがあるのが特徴という程度でいたって普通のビュアーで見る本なのだが。ネクシィーズといえばかつては通信系の代理店として勧誘が強引な企業の代表みたいなものだったが現在は上場している。昔はファミレスとかカラオケとかWebでよく素性のはっきりしない、プレゼントつきアンケートはたいていネクシィーズのものだったが、渋谷に結構なビルを構えているのでそれなりの蓄財をしたのだろうか。ちなみに他には芸能プロ、リプロエンタテインメントと出版社の幻冬舎の資本も入っている。

もともと需要とかが潜在としてしかない世界でも、そのジャンルにタレントを入れ込んでWebマガジンとしてパッケージとして売るみたいな実現化をしてしまうには、お金のある会社がバックでないとビジネスモデルとしては成立しないからこれはありなんだと思う。
宿泊施設の紹介をメインとしているのだが、インタラクティブ感覚を出そうという意図か、FLASHでバカスカ写真を動かしている部分はちょっと読みづらい。むしろ紙っぽく読めたほうが嬉しい。このへんどうなんでしょうね。

リンク誘導媒体としては成立すると思うが、さらに成功モデルにつなげる何かがあれば化けそうな気がするのだが。

よーくリリースを読むと楽天とタイアップしてるのは「旅色Luxury Stays」で、もともと「旅色」(http://www.brangista.com/magazine/tabiiro/)があって、そちらは既にタレント入れ込んで何号か出しているみたいですね。「旅色Luxury Stays」と「旅色」の違いが素人にはわかりづらいなー。

しかし、Web上でビュアーを立ち上げる形式のマガジンというわざわざめんどくさいつくりのものを購読させる、という意味では、タレント利用でブランド力をつけていくことによってタイアップ先を見つけていくというやり方は頭がいいかも。

芸能事務所もかんでるということで肖像権遵守で表紙はとりあげないでおきます(日本では肖像権の裁判とかいろいろありますけど、本来的には肖像権はアメリカにいってもパパラッチで有名無実化しているのに日本が権利権利で縛っていく昨今は報道と芸能界との均衡を欠いてどうなんでしょうね? とは思いますが、それは本項とは関係ないので略)。

以下、ネクシィーズ関係本。

50万円から東証一部上場企業を作った男のサクセスストーリー

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日本で一番の情熱会社をつくる

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Dreams―夢は大空へ、努力は足元へ 近藤太香巳物語 (ビジネスコミック)

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