ケータイ電子書籍ビューアの種類が増えてどんなメリットがあるのか
- 作者: 吠士隆,渡辺とおる
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2008/09
- メディア: コミック
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ACCESSがネットフロントビルダー、ビュアーを開発してKDDI経由で(ビルダーは)コンテンツプロバイダへ無償配布するという。セルシスからみのBookSurfing、シャープのXMDFソリューションなど携帯コンテンツの電子書籍(主にコミック)が成功してきたのは、(大手配信サイトやドコモが)ビュアーを実質的に統一してきたことが大きい。
新しいものが増えるのであれば、見る側作る側に費用だけではない大きなメリットがなければならない。ケータイ上の書店に関しても、既に取り次ぎと言われる他のサイトからの卸があり、不足している商品をそれで補う効果があり、それらもほぼ前述の2システムを利用しているからあまり混乱しないわけだ。ユーザーの利便を考えると、他社にこの形式で卸した場合、受ける側のサイトとしては、あまり1サイトあたりのビューアー数が多くなるのは歓迎できない面もある。KDDI肝いりでKDDIの中でそうなるのであればまったくかまわないのだが、ドコモ等に別ビューアが入っていくといのは新規サイトとか、特定の強い出版社が独占採用して已む無く読むとか、他のサイトのことなど関係ない(他に卸さない)専門系のところとかでないとちょっと厳しいのでは。