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流れ流れて早幾年。いろんな役に立つサイトを紹介します。

サイトの方針はわかるが今こんな記事を書いてるのはどうなんだろ

http://careerzine.jp/article/detail/384 (クリエイティブ業界への転職に失敗する6つの理由(後編) − キャリアジン:時間が経つと途中以降会員しか見れなくなります。登録無料)

転職ではないですけど、この間、出版社に入りたい女子大生と話をして、勝間和代さんの『読書進化論』(小学館101新書)の話を振ったら、出版業界事情どころではありません。

 「勝間和代って誰ですか?」

 それで出版社に入ろうとしても、まあ厳しいでしょう。この女子大生とほぼ同様の方が社会人にも多数います。(同記事より)

もうそっちが普通だよ! 勝間さんは確かに出すもの出すもの売れてますけど、いまどき出版社を志望する人でたくさん本を読んでる人なんてマニアだから、ビジネス書マーケットの勝間さんは知らないほうが普通。逆に知ってて採用しても、「絶対多数」に向けた企画は出てこないって。

アンテナは張ってたほうがいいけど、もう、読みすぎてるほうを敬遠する時代になりつつあります。普通に文芸くらいは見ててほしいですけどね。ネットという側面で見たときは勝間さんは、知ってたほうがいいですけど。

出版業界で働くのであれば、応募する会社かどうかに関係なく、本や雑誌は読んでおくべきです。同業他社の製品を知っておくのは、他の業界では当たり前の話じゃないですか。(同記事より)

まあそれはそうなんだけど、たとえば日産に勤めるOLがトヨタ車を熟知しているかといえば、そこまで徹底していないとは思うんですわ。会社に入れば同業他社の商品も経費で買えるでしょうけど、現実として彼ら世代は金がなくて本も読まないほうが普通。即戦力にするよりも、彼ら本を読まない世代にはあまり人が知らない携帯サイトを教えてもらったり、そんな買わない彼らすら買ったような本を教えてもらいますけどね。

昔からこういうダメな人が来るというのと、こうすれば面接に受かるという観点ではまったく同意なんですけど、それだけ表面だけなぞって付け焼刃で本を読んできた人が面接にきちゃうと(求人にかける)コストが無駄になるので僕は、あんまりこういう手の内を教えちゃうのは同意しかねますね。

ちなみにキャリアジンは出版社の翔泳社の仕事で、もうサイト寄りのビジネスを本気で進めるほうにシフトしているようですよ。

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