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もしゴールできなかったら「バンザーイ!なしよ」なのかしら

視聴率最高、当たり前。だって危ないんだもの。

欽言力

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人生にはチャンスが三度ある―成功する人の演出力

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(24時間テレビで)欽ちゃんが走ってるのを見ながら考えたこと。大変途中から険しい顔になっていて、見た目には病床にでもいるような歪んだ顔に時折なっていた。欽ちゃんはコント55号の頃から通常番組を持ち、仮装大賞、24時間テレビと日本テレビの大型番組に長く世話になっていて、五歩一勇や五味一男プロデューサーなど、お世話になった人たちは沢山いる。欽ちゃんははっきりいって断れない理由はあると思う。500mすら走れない人にマラソンをやらせるなんていう無謀な話は、今回は上手く行ったものの、欽ちゃんを殺すつもりかという表向きは誰も言わないけど誰もが思っている大変人の悪いショーだと思う。だから正直、欽ちゃんが自ら言う「人のために何かする日を1日作る」みたいな話には素直には納得できないんです、僕は。実際はお世話になった日本テレビの人に恩返し+はっきりいって自殺行為に近いものをショーにすることに納得していたのだと思うのです。欽ちゃんファミリーとして、浅井企画の人たちも沢山出る訳だし、最近は野球の一件でイメージも微妙だし、もしかしたら会社としてもそろそろ派手な展開は望んでいたんじゃないでしょうか。
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欽ちゃんはぼそっと廻りの人に「(死ぬんじゃないかというような事を)」「冗談で」沢山いわれたということを、行列のできる法律相談所で)もらしていましたが、特に島田紳助が、番組の最後でであの高視聴率状態の生放送らしいハプニングというか、悪意コメントというか、最後にズバッと欽ちゃんにいった(これから寝る欽ちゃんに)「明日は来ないかもしれませんよ」が日本テレビの善意と悪意を象徴しているというか、まあそれも含めて確信犯としてNTVがショーとしていたのは確かなんですよ。

欽ちゃんは浅草ストリップからというビートたけしよりも早い段階で同じラインから立ち上がってきた浅草演芸人なわけですが、55号ブレイクの頃から、テレビのおかげで全てがここまであるという意識がある。ある意味では、今回の無茶なオファー、テレビ人生の集大成として、ゆるやかな絶命もいとわなかったのではないか。そう考えると回りの人たちにタッチを欠かさなかったことも、本人の説明とは違うところで説明がつく。とはいっても普段から、握手は欠かさない人なんだけどね。1回会った時に握手できんかったので、2回目に会った時に「悪かったねー」といって握手してもらったことある。あの人は政治に行ったら確実に当選するね。

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ちなみに僕は五歩一さんとも五味さんとも欽ちゃんとも会ったことがあるのと、内部の人(元ディレクターさん)とお友達だったため、日本テレビの体質はよく知っているのでそう(悪質なショーと)思うのでした。良心は持ってるんだ、だけど(合意の範囲での)悪意もある。

そうそう、欽ちゃんファミリーもわらべは未だ2人で、もう1人の高部知子がこの数十年たってもいまだに仲間外れ(というかオファーなし謹慎?)なのも「人生が変わったとき」が未だ続いているのもどうかなぁ、という気持ちで見ていた。喫煙ニャンニャンくらいこの番組でみそがせてあげればいいのに。
※(2012年1月追記。テレ朝で高部知子事件を含め欽どこのVを放映した時(中居正広の怪しい本の集まる図書館)では高部知子がビデオ解禁されていました。なんで24時間テレビの段階で生解禁しないかねー。

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