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アニメの品質

DVD商法による採算維持というシステムが既に終わっていて、さらに客離れを長く言われているアニメーション業界ですが、演出が数十年来あんまり変わってないせいもあるけど、脚本が良くないんじゃないかという気もする。ファイテンションもそうなんだけど、その後ずっとテレビ東京のアニメを見ていてもそう思うんだよね。アニメ脚本って尺があるから、もしかしてその世界の人しか関われないような職人芸だからなのだろうか。もっと感動させたり、安直さのまったくないような話を作ったりとかできないものか。昔のアニメってなんかあったじゃないですか。すごい極端な例をいえばたとえばリアルアイドルとクロスオーバーしていた作品群みたいなのがありましたけど、魔法の天使クリーミィマミとかって、最初は軽かったものの、ラストに向かって話がシビアになっていく感じとかありましたよね。ああいう展開の妙みたいなものがないんですよ。今でもプリキュアなんかだとたまに見れる回もありますけど、ああいう東映のお家芸みたいなのが映画にもなって無限に続いていくってことは逆に他が駄目すぎるってことなんだよね。

アニメバブルの頃、某作家が毎日のように20万円くらいつかって大宴会をしていた時代がありましたが、ああいう渉外能力のほうが重要視される世界なのかもしれないなぁ。内容よりも外交関係というか。

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