プロフェッショナルWebライティング

風呂場の脇になぜかあったので久しぶりに半分くらい読む。なにげにライター用のように書いてありつつも実際は発注側の意識みたいなものを考えてあって、写真を入れろとか、スクロールされる前の部分に興味を惹く見出しをとか、読みやすさみたいなものに関してよく考えられている。技術評論社ってWeb時代になって地道にWeb技術のいろんなことを説いていて再評価されるべき会社だと思う。というか本来であれば日本エディタースクール出版部あたりがこういう本を出さないとダメなんだよな。編集業というものが「終わってる」職業だからこういう世界についていけないんだろう。しょうがないんだけど。あそこの「標準 編集必携」「標準 校正必携―電算植字対応版」は読み所はないけど実用性の面で名著（しかし電算植字対応版で終わってるのはまた終わってるなー）。