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人は意外に合理的到着

某所から献本。現在読書中。
無茶苦茶な世の中にも、合理的なロジックがあるという本。

■いつまでたっても結婚相手が見つからない都会の独身者

のロジックって…
思ったよりも面白い。が、帯の「街角で刺される善良な市民」ってのはちょっと書きすぎ。そりゃ著者にいわしてみればロジックはあるんだろうけどさ。翻訳編集者自重。
あとで読破したらレビューする。→368ページもあるので書いてません

人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く

人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く

唐突な問題で恐縮だが、あなたならこの理由をどう説明するだろうか。[問題]「アメリカでは、オーラル・セックスをする未成年の割合が10年で2倍に増えたのはなぜか」「いつまでたっても人種差別がなくならないのはなぜか」これらの問題に解決策を示せといわれても、どこから手をつけたものかと途方にくれてしまいそうだ。しかし、この一見雲をつかむような難題の裏に、実は意外に合理的な「ロジック」が隠れているとしたらー。本書は、ファイナンシャル・タイムズ紙編集委員にして自称「覆面経済学者」であるティム・ハーフォードが、セックス、犯罪、ギャンブル、戦争、結婚、ゲットー、人種差別、政治、ここ百万年の人類の歴史と、多岐に渡るトピックをとりあげ、この世界がいかに合理性に基づいているかを示した意欲作だ。近年発展めざましい経済学の新領域における研究成果をさまざまな形で駆使して、日常生活に潜む「ロジック」を描き出している。日常生活に潜むロジックを探し出す作業は、それ自体がおもしろいだけでなく、役に立つものでもある。さまざまな要因が幾重にもからみ合っていて扱いにくそうにみえる問題も、その裏側に隠れているロジックを導き出せば、実現可能な解決策を見つけ出す手がかりが得られる。ある地域の犯罪率がほかよりも高ければ、その地域では犯罪をしたほうが割に合っていることになる。コンドームを使わずに客をとる売春婦がいれば、それは、そうすることが彼女にとって合理的だからだ。だが、「そうしないことのほうがお得になるロジック」を示すことができれば、あなたが抱える問題を解決するための一歩につながるかもしれない。(PRペーパーより)


著者:ティム・ハーフォード
シェル、世界銀行勤務、オックスフォード大学講師をへて、現在ファイナンシャル・タイムズ編集委員。ファイナンシャル・タイムズ紙、スレート紙に日常の裏側にある経済学を解き明かすコラム「The Undercover Economist」を連載中。また、ファイナンシャル・タイムズ紙で読者から寄せられる悩みに最新の経済学理論を駆使してユーモラスに回答する身の上相談ページ「Dear Economist」を担当している。BBCのTVシリーズ「Trust Me, I'm an Economist」に出演。現在はBBCのラジオシリーズ「More or Less」に出演中。2006年バスティアット賞経済ジャーナリズム部門を受賞。著書に『まっとうな経済学』(ランダムハウス講談社)がある。ウェブサイト:http://www.timharford.com/
※プロフィールは刊行当時のものです。


◎目次
原著まえがき
第一章 日常生活に潜むロジック
第二章 ラスベガスー理性の淵
第三章 離婚は過小評価されているのか
第四章 どうして上司は給料をもらいすぎているのか
第五章 居住区にてー街角で刺されないための経済学
第六章 合理的な人種差別の危険性
第七章 ギザギザ化する世界
第八章 合理的な革命
第九章 100万年のロジック
訳者あとがき
原注

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